気になるネット上の口コミ(ヤフー知恵袋)
株式会社UNITについて質問です。 先日知り合いからの誘いで投資塾の説明を受けました。
国税庁には登録してあるらしく(金融庁の登録はなし)、利益を自慢する用の400人ぐらいのLINEグループがあり、そのグループでは日付もちゃんと付いた利益を上げた画像が送られており、安心しきっていたところ知恵袋を試しに見てみたのですがマルチだと言う声が多く心配になってきました。 みなさんはどう思いますか?
※※解説
金融商品取引業者登録一覧(金融庁)における記載が確認できず、金融商品取引のライセンスがありません。
ライセンスがない業者とのリスクは以下の注意喚起で十分でしょう。
こちらを読んでもなお取り組んでみたいという方は自己責任となります。
以下の国民生活センターの注意喚起を引用します。
(引用元 https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20140619_1.html)
儲かってるのに出金できない!?海外FX取引をめぐるトラブルにご注意-自動売買ソフト等を購入させ、海外FX取引に誘う手口-
海外の業者を通じて行う外国為替証拠金取引(以下「海外FX取引」)をめぐる消費者トラブルが増加している。
中でも、インターネット広告を見て、国内の業者からFX取引の自動売買ソフト等(注)を購入後、海外の口座に入金して取引を開始したというケースが多く、「利益が出ているはずなのに、業者に取引口座からの出金を求めても応じてもらえない」といったトラブルが目立っている。
そこで、海外FX取引のトラブル防止のため、取引にかかわるリスクや問題点等について注意喚起する。
(注)相談事例では「自動売買ソフト」の他、「自動売買システム」などのケースがある。
儲かってるのに出金できない!?海外FX取引をめぐるトラブルにご注意-自動売買ソフト等を購入させ、海外FX取引に誘う手口-
相談事例
【事例】利益が出ていたので追加で入金した。その後、出金を依頼したが「できない」と言われた インターネットの広告を見つけ、業者に資料を請求した。その後、業者から電話がきて、「海外の業者がシステム開発したFX自動売買ソフトを限定500人に販売している。月15%ずつ増えていく」と説明されて契約した。
ソフト代約3万円を支払い、業者の指示で海外の業者の海外にある口座に約50万円を入金した。パソコンにソフトを入れると海外の業者のホームページに自分のページができ、売買画面が出てきた。順調に利益が出ていると、「上のランクのソフトがある」と言われて、さらにソフト代約5万円を支払い、口座に約300万円を入金した。
その後、ソフトを販売した国内の業者に、元金と同額の出金を依頼したが、「取引をすべて終了しなければ出金できない」と言われた。業者は「我々はソフトの販売会社であり、海外の業者に仲介しているだけ」と言っている。解約して返金してほしい。
(相談受付:2013年4月、契約者:30歳代、女性、北海道)
相談事例からみられる問題点
- 海外の業者や取引の実態などに不明な点が多く、登録も確認できない
- 国内または海外の業者に取引口座からの出金を求めても応じない
- 国内の業者が勧誘をする際、将来の利益について「絶対もうかる」などの断定的な説明をしている
- さらに高額なFX自動売買ソフト等を次々に購入させられたり、追加で取引口座に入金させられるケースも目立つ
消費者へのアドバイス
- 海外の業者との取引に伴うリスクを理解し、無登録の業者との契約は行わない
- 「絶対もうかる」などのセールストークをうのみにしない
- FX取引はリスクの高い取引であることを理解し、取引の仕組みがよく分からなければ契約しない
それでもまだFXで稼げると思ってるあなたに
結論から言うと、FX、為替の短期売買で継続的に利益を出すことは難しく、ましてやサロンや投資ツールに依存するなんてもってのほかです。
そもそも投資ツールは本来、世界の大手金融機関が、年間で数百億もの予算を確保し必ず勝つために動いている市場です。
1990年代、毎秒何千とエントリーし売買できるツールをベースにウォール街では資産運用を行っていたようです。そのようなツールですら、市場の急激な変動があった際は損失を出してしまっています。
そんなプロ中のプロでも運用が難しいのに、簡単に勝ち続けることができると謳われるロジック、ツールが一般の方が容易に入手できることはないと考えてよいと思います。
もしそんなロジックやツールがあるならば、大手の証券会社がそのロジックをベースに取引をし他社とは異なる運用実績を上げることができることになり、自社からそのロジックを公開することはないから、です。
為替の短期売買で初心者でも少ない資金を倍々にして100万円にできる、
そういったTwitterやインスタばかりですから、それをみて私でもできる、と思われる方がいるのだとは思いますが、
特に為替の変動を利用して短期売買で利益を出すというのは、 プロ中のプロでも極めて難易度が高いものです。
今は各国の政策金利は変動が激しいです。
そういった状況の際には大きく為替が動きますが、その場合には過去の値動きをベースにしたトレードロジックは全く役に立ちません。
為替はツールやロジックで動くのではなくて、 その時々の状況による多数の人々の動向、多数決により決まります。
未来に起こる出来事をコントロールすることはできませんし、その起こる出来事に対する人々の反応をコントロールすることももちろんできません。
間違っても10万円しか資金がないのに、それを来月に20万円にしたい、なんて思わないことです。
できて数千円増えるくらいです。
時間をかけてあれこれして数千円しか増えないなら、バイトした方がいいと思います。
100万円程度資金ができたなら、できることはもっと多くなると思います。
株式会社UNITのものなしマルチから得られる教訓
さらに、素人から勧誘されるマルチ商法は、以下のような問題があります。
ある問題となった会社のマルチ商法の記事を引用しますのでよくみておいてください。
FX取引で「すぐに元は取れる」とマルチ商法、「Liam」の5人に15か月の取引停止命令
FX(外国為替証拠金)取引を巡り、「Liam(リアム)」という団体名で違法なマルチ商法(連鎖販売取引)を行ったとして、消費者庁は13日、特定商取引法違反で、マルチ商法を主導した男性5人に15か月の取引停止などを命じたと発表した。
発表によると、5人は遅くとも2021年11月以降、マルチ商法の実態を告げずに会員を勧誘。「すぐに元は取れる。借金しても何の問題もない」と断定的な説明をするなどしていた。
5人はFX取引の自動売買に使うソフトを約50万円で会員に販売し、その会員が別の1人にソフトを購入させると、紹介料として約5万円が支払われるシステムだった。勧誘した相手にソフトの購入資金がない場合は、消費者金融で借り入れをさせるため、「年収300万円」などと虚偽の収入を申告させていたという。
引用元 https ://www.yomiuri.co.jp/national/20230713-OYT1T50320/
このようなやり方の問題を改めて説明します。
①マルチ商法の実態を告げずに会員を勧誘しているかどうか
②マルチ商法に該当する場合は、法律に従い、以下を行う必要がありますが、それが行われているかどうか
- 書面の交付義務
- 不当な勧誘行為の禁止
- クーリング・オフの適用
更に言うと、こう言ったマルチまがいの商材は、原価率が極めて低い商品を高値で売る必要があるため(この説明の意味がわからない方はそもそもこう言ったビジネスに手を出さない方がいい。全くわかっていないズブの素人だからです)その商材の説明が極めて胡散臭いものにならざるを得ないのです。
胡散臭いFXのツールとか、胡散臭い効果を謳う美容商品、健康商品とかね。
本当に効果があるならこう行った人伝の販路で売らせるのではなくて、アマゾンや楽天で販売した方がよっぽど儲かるのですよ。
このマルチビジネスの問題点を改めてまとめます。
①価値のないモノにもかかわらず、世間を知らない情弱、カモ向けの甘い言葉を信じ、それに価値があると騙されて、借金してまで大金を払ってしまい、それの運用で利益が出ると信じるももちろん利益なんてなく、結局は借金だけが残ってしまいます。
②そんな価値のないモノを友人知人を勧誘すると報酬を得られる仕組みですから、あなたが、その価値のないモノを他人に紹介してしまい、その紹介された人も同様の被害を受けてしまいます。
③強引な勧誘のため人間関係も壊れてしまいます。
④上記のようなマルチ商法に該当する場合、書面での交付やクーリングオフ等の説明をしなければいけませんがそれがされていない場合は違法となる可能性があります。


