気になるネット上の口コミ(ヤフー知恵袋)
富士山天然水株式会社のバナHと言う水素水のマルチ商法ですが、
最初に山梨の研修会に参加し130万円を払うと代理店の資格を得られるそうです。
例えば九州や北海道の人が山梨まで行くのは大変(時間的にも交通費的にも)だし、
最初の130万円と言う金額も海とも山とも分からないマルチの水に投資するのは躊躇する位大きい金額なのに
なぜはるばる山梨まで行って130万円も払う人が存在するのでしょうか?
※※解説
何人か代理店として活動する見込みがあるからそういった奥地で募集を行うわけです。
ただ、それに参加したからといって稼げるようになるかは別の議論ですからね。
富士山天然水株式会社のバナHと言う水素水のマルチ商法から得られる教訓
こう言った商材は、原価率が極めて低い商品を高値で売る必要があるため(この説明の意味がわからない方はそもそもこう言ったビジネスに手を出さない方がいい。全くわかっていないズブの素人だからです)その商材の説明が極めて胡散臭いものにならざるを得ないのです。
胡散臭いFXのツールとか、胡散臭い効果を謳う美容商品、健康商品とかね。
本当に効果があるならこういった人から人の販路で売らせるのではなくて、アマゾンや楽天で販売した方がよっぽど儲かるのですよ。
本件に限らず、こういったマルチビジネスの問題点を改めてまとめます。
①価値があるかどうかよくわからない商品の在庫を積むが、捌ききれず不良在庫となる。
②そんなモノを友人知人を勧誘すると報酬を得られる仕組みですから、あなたが、その価値なんとも言えないモノを他人に紹介してしまい、その紹介された人も同様の悩みを抱える可能性があります。
③強引な勧誘のため人間関係も壊れてしまいます。
④上記のようなマルチ商法に該当する場合、書面での交付やクーリングオフ等の説明をしなければいけませんがそれがされていない場合は違法となる可能性が高いです。
いずれにせよマルチビジネスの下の方の階層の方が成功するには、販売力が必要です。
で、その販売力がある人なら、別にこのような商材を扱わず、他の粗利率がもっと取れる商品を担ぎ、拡販すればいいのではないか、という常識的な考えに着地するでしょうね。