気になるネット上の口コミ(ヤフー知恵袋)
半年前、友達からネットワークサービスを一緒にやらないかと勧誘されました。
知人にそのサービスについて詳しく調べてもらったら、ウォルフというマルチサービスのようなものでした。半年前の友達は、自分は引っ込み思案で勧誘は向いていないからあんまりすすまないなと言ってほとんど勧誘せずに終わっていたのですが、最近は私にも何度も勧誘し、他の友人にも勧誘するようになったみたいです。セミナーを受けて影響を受けたみたいでした。
友達は友達の両親と兄弟ほぼ全員がそのサービスの会員らしく、抜け出させるように言っても、お母さんは人のために行動する人だから、金儲けのためではないと怒り出してしまうため、あまり強く反対できませんでした。マルチかも自分には判断がわからなかったので。自分しか勧誘していないのであれば大丈夫だろうと思っていたら積極的にそのサービスを始めてしまったため、どうすれば友達のためになるのか教えてください。大好きな友達だからこそ本当は遊びたいけれど、いつもネットワークサービスの話になってしまい、もう会わないほうがいいのではないかと思うようになりました。ご意見よろしくお願いします。
※※解説
こう言った商材は、原価率が極めて低い商品を高値で売る必要があるため(この説明の意味がわからない方はそもそもこう言ったビジネスに手を出さない方がいい。全くわかっていないズブの素人だからです)その商材の説明が極めて胡散臭いものにならざるを得ないのです。
胡散臭いFXのツールとか、胡散臭い効果を謳う美容商品、健康商品とかね。
本当に効果があるならこういった人から人の販路で売らせるのではなくて、アマゾンや楽天で販売した方がよっぽど儲かるのですよ。
WOLFE(ウォルフ)から得られる教訓
本件に限らず、こういったマルチビジネスの問題点を改めてまとめます。
①価値があるかどうかよくわからない商品の在庫を積むが、捌ききれず不良在庫となる。
②そんなモノを友人知人を勧誘すると報酬を得られる仕組みですから、あなたが、その価値なんとも言えないモノを他人に紹介してしまい、その紹介された人も同様の悩みを抱える可能性があります。
③強引な勧誘のため人間関係も壊れてしまいます。
④上記のようなマルチ商法に該当する場合、書面での交付やクーリングオフ等の説明をしなければいけませんがそれがされていない場合は違法となる可能性が高いです。
いずれにせよマルチビジネスの下の方の階層の方が成功するには、販売力が必要です。
で、その販売力がある人なら、別にこのような商材を扱わず、他の粗利率がもっと取れる商品を担ぎ、拡販すればいいのではないか、という常識的な考えに着地するでしょうね。